製品を探す
フリーワード

α-FLASHのご提案

突然の災害時、真っ暗闇の中は高層ビルでなくても安全かつ迅速に避難することは大変困難です。 誘導灯や非常灯は高い位置にあり、火災時は煙で見えない場合があります。 またバッテリー切れや衝撃による断線で、誘導灯が点灯しない事例も多く報告されています。
そんなパニック状態に陥る時、電気を使わず光を放つ高輝度蓄光テープ “α-FLASHシリーズ”が暗闇で明るく光り、足元や避難経路を明示してくれ避難時間を 1/3に短縮します。

α-FLASHの効果

消防法改正と「光を発する帯状の標示」

概要(ガイドラインと当社製品について)
平成21年12月の改正消防法(総務省令第93号)の施行に伴い、平成22年4月に消防庁から発出されたガイドライン(消防予第177号)では、高輝度蓄光式誘導標識の使用にあたり、より誘導表示を行うことが必要であること。」と明記され、蓄光テープなどが正式に避難設備として定義されました。

ガイドラインで示された「光を発する帯状の標示」の使用方法

ガイドラインでは、様々なケースを想定して「光を発する帯状の標示」の使用例を挙げられておりますが、当社と致しましては、3つの改正消防法(消防法改正と高輝度蓄光式誘導標識をご参照)の中でも、特に「蓄光テープ」の効果が発揮されるのは「大規模・高層建物、地下街に関わる改正」への対応策としてのご使用ではないかと考えております。
「光を発する帯状の標示」の使用に関しては、所轄消防署のご判断によりますが、堺市消防局様や当社の実験結果から、階段等における足元の標示をライン状で行うことは、避難安全上、大変有効であることが確認されております。

大規模・高層建物、地下街に関わる改正消防法では60分間の避難誘導を想定した内容となっており、「光を発する帯状の標示(蓄光テープや蓄光塗料等)」を使用する際には60分後の輝度によって、使用する蓄光テープ等の「幅が異なる」とされております。この法令に対応するために使用する製品や製品幅等の目安はこちらをご覧ください。

地震等により万が一、断線や電球が割れてしまった場合でも、蓄光テープや蓄光塗料の機能は失われることなく、しっかりと光を放ちます。特に高層階からの階段では、足元がライン状に光っていることによって避難時間が大幅に短縮されることが実証実験で証明されております。避難安全上、必要と判断される箇所で、ご使用頂ければと考えております。また、床面でテープをご使用される場合は、剥がれ防止のオーバーコートフィルムをお薦めしております。

SWGS(ISO16069)とJISZ9095(蓄光式避難誘導システム)

SWGSとは・・・
世界でISO16069として制定された「Safety Way Guidance System」の略語で、日本では「避難安全誘導システム」等として訳されています。「電気式の避難誘導設備」と「蓄光テープ等による連続的な標示や蓄光標識を併用する」ことで、万が一電源が断たれても施設から安全・迅速に避難誘導を行う事が出来るという避難誘導システムです。

JIS Z9095とは・・・
ISO16069の発行を受け、2011年1月に日本規格協会によって「蓄光式避難誘導システム」JIS Z9095が国家規格として発行されました。ISO16069との違いは、ISOが「電気式避難誘導設備と蓄光式避難誘導設備の組み合わせ」であるのに対し、JISは、「蓄光製品のみによる避難誘導システム」とされていることです。

また日本ではJIS化に先駆けて、すでに「蓄光テープや蓄光標識を使用した避難誘導システム」を「社内規格化」されている企業様もございます。高輝度蓄光テープ「アルファ・フラッシュ」は、日本を代表する大手メーカー様の規格品とて「品番登録」され、各工場内の安全対策の一助を担っております。